こんにちは、久々のブログ更新となります。
たまには僕のファンのためにも、ブログ書かなきゃね^ ^ (ほざき)
今回は2016年第62回アマ本因坊戦全国大会の感想について、書きたいと思います。
まず、出場経緯ですが、昨年の全国大会3位のおかげで、今回運良く招待出場することができました。
本来ならば前回1位の芝野龍之介くん、2位の林 隆羽くんのどちらかが出場する予定だったのですが、二人とも東京のプロ試験を受けていて出場ができなかったみたいですね。
棚からぼた餅のような感じですが、出ると決まったからにはもちろん優勝を目指して頑張りました。
ここで僕が後に後悔することになる新聞でのひとこと。
昨年準決勝で負けてしまったので、「優勝という忘れ物を取って帰りたい」
と、意気込みました。
このあと、この画像は様々な人が見ることになり、予選リーグ敗退した僕はかつてないほどの煽りを受けることに(笑)
ただ、後悔はしていません。大会は最初から優勝を目指している人が優勝すべきだと思っているし、最初からベスト8や枠抜けしか狙ってない人は、それ以下に収まる可能性が高いと思っているからです。
まあ僕は予選リーグで敗退したんですけどね。
しかし、僕は自称エンターテイナー()なので、自分自身の発言や行動などで、どんな形であれみなさんが楽しんでくれれば、と思っています。
その意味ではまあいい結果ですかね。(ポジティブ)
肝心の予選リーグ敗退の内容ですが、2勝1敗で枠抜けならずで、初戦の新潟代表の金子賢さんに負けを喫してしまったのが原因となりました。
金子さんが強く僕が未熟で及ばなかったです。
ただ後で棋譜をみると、すごい硬い手をうっていて、これはヤマダじゃないなー、と反省しました。
やはり昨年はノーマークでチャレンジャー気分で、ガンガン行こうぜ、という気概で望むことができたのですが、今回は招待ということもあり、少し気負ってしまっていたようです。
相手の人や、自分の気持ちによって打つ手が変わってしまう、碁を打つ人ならよく分かると思うのですが、とっくに自分はそんな域は超えたと慢心してました(´;ω;`)
こんな碁を打っているようじゃまだまだだなーと反省です。修行不足です。
良かったのは、プロ試験前にこの事に気づけたことです。
どんな時もやっぱり自分が思う全力の一手を打たなければ、それは自分でないということです。
きっとこれに気づかず試験を受けていたら、全く相手に響かない、相手が怖がらない、しょうもない一手を打ち続けていたでしょう。
世界のどこに行っても、どこの誰が相手でも、「これがオレだ」という一手を打てるように、これからも日々鍛錬していきたいです。
それと、一局一局に熱い気持ちを持って打つことも大切だと感じました。
正直、昨年の結果に満足しているのと、招待というある意味気楽な立場にいて、そこまで熱い気持ちを持ちあわせてませんでした。
やっぱり、碁を打つ限り絶対に勝つという熱い気持ちで、一手一手を追求しないと自分の碁は生まれないと思います。
心のコントロールと、勝つことへの気概、大事なことですが、いつも忘れてしまいます。
これからは、自分のいい状態で勝負で臨めるように、日々の訓練と、数々の戦いを大事に、全力で取り組んでいきたいと思いますね。
こういう大事なことにあらためて気づかせてくれたこの大会に、選手のみなさんに、そしてこの機会を与えてくれ、準備してくれたスタッフさんたちに感謝です。