今回はまずよいエキサイティングの一例から。
ちなみに、エキサイティングとは、碁が楽しいことである。
序盤はいたって普通の進行。(多分)
かといって、あまり見る布石ではないので割と変わった進行。(どっちだよ)
白24までお互いにほぼノータイム。
僕が24に打たれて(えっ、すぐボウシしてくるのマジかそういうキャラか・・・)
となった局面。
とりあえず脱出をこころみる。封鎖してくる。
感覚的になんの不安も感じなかったが、とりあえずパワー系おにいさんこわい。
後で検討したとき、このように出たほうが楽だったと反省した。Aも利きのような所で厚い。
実戦は急戦となった。
実戦はだーっと進み黒39まで。必然。
左上を黒地っぽくして、白1子抜いて、不満はなかったが良くなかったかもしれない。
ちなみにこの時Aに打つのもありそうでした。
40~42まで。
白がなんか真ん中を制圧してきた感。
黒の僕としては真ん中三目を今後のお荷物にしたくないので、軽く打ちたかった。
43~49まで。
真ん中三子を軽くしたいがために、わざわざ43、47の捨石はアホだったかもしれない。
しかし、地を損したようにみえてAから根こそぎ荒らす手は残っているので、まあこれもアリかな、なんて思って打っていた。
一気に64まで。ここが本局のターニングポイント。
左上コウを解消し、左下もまだまだ地じゃないので、難しいと思っていたが、64のスベリが大きいのか小さいのかわからなくて悶々として爆発した。
かねてから狙っていたツケを今打ってみた。
スベられてから打つのは一歩遅れている感があるけど気にしない。(笑)
黒77、79、83が筋良くてうまい。
結果、右辺5子を取り込み、だいぶやった気がする。
相手も失着を打った気がしないので、きっと、いいエキサイティングだった(自画自賛)
ちなみに白は反発してハネると、なんと黒73で真ん中5子がとれる。
この後、右辺5子を取って形勢いいはずがアホが発動して一瞬で悪くなりました(おい
そのあとヨセに相手にミスがあり、半目残せました。
囲碁の怖さと楽しさを一局に何度も感じられてかなりエキサイティングな碁でした。